プリウスPHVに乗る Written by 森 隆

VWの危機とトヨタの危機。

エコカー プリウスPHV

新型プリウスphvを待つ身。中々来ないですよね。2月15日発売ですから。早くこないですかね。

しかしWRCとWECともにVWグループは撤退したんですね。

やはりディーゼル車の排出ガス不正は想像以上に深刻ですね。アメリカの当局への賠償金の支払いはあるしね。

 

しかしVWは色々キャンペーンやってますね。最近はCMもよく見ます。最近見かけるのはVWティグアン。ミドルサイズのSUVでドイツでは一番売れているSUVですね。

どこと言って特徴の無い外観ですね。おとなしすぎる感があります。

なんかWebカタログを見ると安全対策が凄いですね。予防安全、衝突安全、二次被害防止とVOLKSWAGEN オール・イン・セーフティを一番売りにしてますね。肝心のエンジンは1.4リットルTSIエンジンですね。HVでもphvでも無いですね。

■1.4リットルTSIエンジン

高出力と低燃費を両立した1.4リットルTSIエンジン。小型の水冷式インタークーラー付きターボチャージャーを搭載した「直噴+加給」システムのパワユニットは、5000〜6000rpmで110kw(150PS)の最高出力を、また1500〜3500rpmで250Nm(25.5kgm)の最大トルクを発揮。さらに、一時的に2気筒を休止させるアクティブシリンダーマネジメント(ACT)の機能があわさることで、低回転域からの自然なレスポンスでの走りを、優れた燃費とともに実現します。

 

■アクティブシリンダーマネジメント

エンジンへの負荷がそれほど大きくない場合、4気筒のうち2気筒を休止させて燃費の向上を図るシステム。エンジン回転数が1400rpm〜4000rpm、時速130km以下で作動します。これにより燃料消費を100km走行あたり約0.5リットル以上削減。機構はスムーズに作動するのでドライブ中に違和感を覚えることもありません。

しかし100km走って0.5リットル以上ですか。この数字に違和感を覚えますね。電動化も遅れてますね。

■DSGトランスミッション

2つのクラッチを持ち、切れ目のない滑かな加速を実現する新世代のトランスミッション「DSG」を搭載。オートマチック・トランスミッションと同様の簡単な操作で0.03〜0.04秒というRacingドライバー並のシフトチェンジを実現しました。また高い伝達効率により燃費の向上にも貢献します。ステアリングから手を離さずに、指先だけの操作でシフトアップ・ダウンを可能にするパドルシフトも装備。

■ドライビングプロファイル機能

【エコ】【コンフォート】【ノーマル】【スポーツ】【カスタム】の各モードから、タッチひとつでシーンに合わせた選択が可能。ダンパーの減衰力を瞬時にコントロールするDCCに加え、シフトプログラム、エア・コンディショナー、電動パワーステアリングなどの、機能の設定を最適化することで、お好みのドライビングスタイルが得られます。

 

安全装備が凄いって言ってたけど!?結局エンジンのお話になりました。室内は良い感じです。

とてもカジュアルで使いやすそう。

しかし、やはりVOLKSWAGENには焦りが見え隠れしますね。安全装備だとか、コネクティッドナビとかエンジンの基本性能をおいて装備の充実で売ろうとしているのがわかります。HVでもphvでも無いのが気になります。WRCの撤退、WECの撤退、そして何よりVWも世界中に社員がいます。特にドイツ国内ではリストラが数万人単位で行われます。エンジン部門が電動化部門へ移ると思いますが、やはりリストラは避けられません。一部ディーゼルエンジンの排出ガスの不正に関わったお偉い人のせいで多くのVW社員が犠牲になっています。WRCやWECのドライバーだけでなく、関わる人は多いですから尚更です。

排出ガスの不正を行っていたわけですから、良い車造りが出来なかったということです。そう言った中でVWの向上の人がモチベーションが保てるのでしょうか?

昨年の販売台数1位はVW(フォルクス・ワーゲングループ)2位がトヨタ。 トヨタもGMの販売台数を超えた時にえらい目にあいました。レクサスGSが暴走して人が亡くなり、豊田章男社長は公聴会に立つことになったのです。真相はわかりませんが出る杭は打たれるのです。

ヨーロッパでもアメリカでも好調な販売台数を誇るトヨタ。ドナルド・トランプのどんな仕打ちが待っているか計り知れません。

巨像は大きいほど足のちょっとした怪我で倒れてしまうのです。HV潰しはすでに始まっています。VWもトヨタも今年の動きや販売台数が気になるのです。

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